my thinking

どうせなら、よく考えて選びたい。
生活の中で何度も目にし、触れ、使うもの。
間に合わせでも十分生活していけるもので溢れています。

でも、無意識なぐらいの感覚で、あぁこれにして良かった、と使うたびに感じる、
そういうものを選びたい。

職人や作家が作ったもの、地元のお年寄りの方が作ったもの、外国の知らない誰かが作ったもの。
技術、労力、デザイン。
感動すら憶えることがあります。
価格は大量生産されるものに比べて何倍にもなることもあります。
でも、その仕事を認めて買う、そのサイクルが止まってしまえば作る人がいなくなってしまう。

竹かごの美しさに魅かれて地元のお年寄りの方に習いに行きました。
けれど一年ほどでご病気で旅立たれてしまいました。
最期が近づいていた時、病床に呼ばれ仕上げを習いました。
もういい、と言いましたが、どうしても伝えておきたいと言われました。

昔は家仕事として当たり前にみんながしていたことが、
今どれだけ消えていったのかと思います。
裏を返せば無くても生活できる、ということかもしれませんが、
私は残っていてほしいと思っています。

BIRD ORIGIN 御子神 佑子