大人のおしゃれ

こういうアクセサリーはちょっと少女っぽい柔らかいイメージなので、

大人っぽいものへのあこがれもあって、

自分が十代、二十代の頃だったら甘すぎてあんまりつけなかっただろうなって思います。

 

私はファッションのことは語れませんが、

かっちりしたファッションをスニーカーではずしている人を見ると、

なんかいいなぁと思う感覚と同じで、

自分よりずっと大人の女性がこういうかわいらしいアイテムをつけているのを見ると、

自分もそんな風なおしゃれの仕方を将来したいなぁって思います。

 

若々しくて素敵に見えるファッションの人って、

若々しく見せようと努力しているファッションの人ではでなくて、

自分と年齢を見つめてその中での最大値の微妙なラインを知っている人

なんじゃないかと思います。

 

ニット

私は編み物がまったくできない。

編み物が、というか裁縫全般が苦手。

大人になるまで自分は器用だと思っていた。

母も祖母も器用だから、その血を継いでいる自分もそうなんだと思い込んでいた。

 

でも何を作ってもうまくいかない。

たとえ完成しても美しくない。曲がる、よれる。

 

あるときから、自分は不器用なんじゃないかと思うようになった。

そしたらいろんなことに合点がいくようになった。

 

一本の毛糸から何通りもの表現が生まれるニット。

なぜあんなものが作れるのか不思議で不思議でしょうがない。

 

 

NOTHING PASSIVEのsocksmonkey

ソックスモンキーは今から100年ほど前、世界大恐慌中のアメリカで誕生しました。

おもちゃを買ってあげられないお母さんが子供のために、

クリスマスプレゼントを買ってあげられないおばあさんが孫のために、

使い古した靴下でおさるを作ってプレゼントしたのが始まりだと言われています。

 

誕生にそんな背景を持っているこのお人形が大好きです。

 

赤ちゃんって

本当にかわいいですね。

見ているだけで幸せになります。独特のしぐさや泣き顔。弱々しくもあり力強さも感じます。

 

子供を産んで家に帰る日、どんな服を着せようか産まれる前から考えていました。

畳の上に服を並べ、まだ見ぬ我が子の顔を想像して。

とても幸せな時間でした。

 

病院の肌着から初めてのおめかしをしたとき、

小さな体にその服はぶかぶかでなんだか不恰好なようにも見えました。

その姿に笑いがこみ上げるのと同時に、味わったことのない愛おしさでいっぱいになりました。

 

古い温度計

昔から大切に使われてきたものの美しさやおもしろさ
一つ一つのものの背景にある知り尽くせない歴史
作った人のこと
使っていた人の生活

それらを静かに背負っているように感じるものを見ると、
どうしようもなく心を掴まれるような感覚になります。

私の生まれ育った家には古い小屋があります。
子供のころ、この温度計をその小屋で見つけました。
もう使えないぼろぼろの温度計でしたが、なぜか心ひかれて大人になるまで持っていました。
古いものへの想いはこのころから芽生えていたように思います。

小屋には亡くなった祖父が使用していた古い道具がたくさん置いてあり、
そこに入ると子供心になにか衝動に駆られるような気持ちになった記憶があります。

それは今考えると、そういうものが現代に、後世に残っていてほしいと、
子供ながらに感じていたのではないかと思います。