水口細工の見学に

水口細工を製作されている方のところに行ってきました。

水口細工を知ったのは3年ほど前。
銀行に水口細工のことが載っている冊子が置かれていてこんな素晴らしい伝統工芸が地元水口にあったのか!と驚きました。

その時からずっと心に残っていたのですが、今年の年明けに市の美術展をふらっと見に行ったときに、数点製作されたものが展示されていて、実物もやはりとても良いなぁと思いました。

そしてやはり気になって、昨日、市の歴史民俗資料館に保管されているものを見に行きました。

昔は東海道水口宿の名物として有名で、伊勢神宮に神宝として献上されたり、正倉院にも収蔵されているものらしいのですが、1970年に最後の伝承者が亡くなってから、一旦途絶えてしまったそうです。

ですが、平成12年に水口在住の有志により水口細工復興研究会が設立され、復興に取り組まれているとのこと、、、

その研究会の方と連絡が取れないか資料館の方に尋ねたところ、ちょうど今日、月二回されている作業の日ですよ。近くで今やっているから是非行ってみて、
とのことで、なんてラッキー!と行ってきたのです。

 

いやいやしかしその工程たるや、、、
想像以上に手間のかかる作業をされていました。

材料を山から採取し、
経糸になるつづらふじ、緯糸になる葛、
それぞれの表皮をナイフで一本一本削り取る。
そして長さを揃えて分類する。
そうしてようやく経糸を編み機にセットし、編む作業が開始。

糸のかけ方で様々な模様が生まれ、それが現代の生活にも馴染むようなもので、
とても心惹かれます。

写真はせっかく来てくれたから、とくださったもの。
やりに来る?と言われたけれど、不器用な私はとっさに一旦断りました。
でも帰ってから、じわじわと気になる、、、
作りたい意欲がある訳ではないけれど、もっと知りたい、、、
悩んでいる。